シーバスゲームにベイトタックルを使うメリット

最近になってやっと有名メーカーもシーバス用のベイトリール、ベイトロッドを出し始めましたね。僕がベイトでシーバスをやり始めた7年ほど前はシーバス釣りでベイトタックルを使用することはあまり普及しておらず選択肢も少なかったのでバス用のタックルを流用して釣りをしていました。

ここでシーバス相手に様々なベイトタックルを使ってきた自分が感じたメリット、デメリットを書いていきたいと思います。

ベイトタックルのメリット

1.ピンスポット打ちがしやすい

ベイトタックルは握り方の構造上スピニングタックルよりもサイドキャストがしやすくなってます。サイドキャストでも違和感なく振りぬけるため、狙った所への自然なキャストがしやすいです。またキャストの際にスプールにいつでも親指を触れることができるためにキャストスピードのコントロールがしやすくルアーを着水させたい地点におとしやすくなります。

2.太いラインを使っても飛距離が落ちない

これもベイトタックルの大きなメリットの一つだと思います。一般的にシーバスゲームで使われるラインの太さはPE1号前後だと思いますが、特殊な状況(激流のストラクチャーのキワで食わせたシーバスを有無を言わさずに強引に引っ張り出さないといけない)時などには確実に魚をランディングに持ち込むためにも根ずれ対策で太めのラインを使用したくなることもあると思います。ここでスピニングにPEの3号などのラインを巻くとラインが放出するときの構造の関係で飛距離が著しく落ちることがあります。しかし、ベイトリールだとスプールからラインが出ていくときにラインの抵抗が少なく太いラインを使用してもそこまで飛距離に影響することはありません。

3.重量級ルアーを投げやすい

スピニングタックルは投げるときに人差し指にラインをかけて振りぬくため指に大きな力がかかります。ビッグベイトやメタルジグなどの重量級ルアーを使うとなるとさらに大きな力が加わるため、雨の日など手がふやけている状態だと手がラインで割れることがあります。しかしベイトタックルではスプールそのものを親指で押さえるためそういったリスクはありません。

4.固定重心、ジョイントのルアーがよく飛ぶ

ベイトリールはルアーを飛ばすときにスプールを回転させるのにエネルギーを使ってそこに抵抗が生まれます。そのブレーキが飛ぶルアーを少し引っ張ることにより不安定なルアーでも飛行姿勢が安定し、結果飛距離が伸びます。が、もともと飛行姿勢のいいルアーだとあまり恩恵は受けられません。

まとめ

スピニングとはまた違うベイトならではのメリットを上げてみました。

マニュアル感もあり見た目もかっこよくて使ってるだけで楽しいベイトタックル。みなさんもつかわれてみては?